案件サイト以外で仕事を得るには?
案件探しの方法はいろいろ
フリーランスのエンジニアにとって案件サイトはとても便利な存在ですが、案件探しの方法はそれ以外にもいくつかあります。ここでは、多くのフリーランスが実践している案件探しの方法として3つのパターンをご紹介します。3つの方法に共通する案件探しのポイントは「コミュニケーション力」や「行動力」です。案件サイトを比較すると同時に、ぜひ他の方法とも比較してみましょう。
クラウドソーシングを使う
誰の手も借りず自分で案件を見つけて納品までこなすことができるのがクラウドソーシングです。サイトに会員登録さえすれば、エンジニアなら、「システム開発・運用」「Web制作」などのカテゴリーに投稿されている案件の中から自分で自由に案件を探すことができます。お互いに顔の見えないままプロジェクトを進めていける手軽さが人気ですが、顔が見えないからこそ生じてしまうトラブルがあるのも確かです。案件サイトのように間に他の人が入るわけではないので、いいクライアントとそうでないクライアントを自分の目でしっかり見極めていく必要があります。
クラウドソーシング経由の案件は単価が低めの傾向がありますが、勉強を兼ねてさまざまな案件にチャレンジしたい人や、空いている時間を有効活用したい人、在宅でできる案件が欲しい人などにはとても便利です。
SNSのコミュニティを活用する
FacebookやTwitterなどのSNSには、同じ業界、職種でつながるコミュニティが数多くあります。SNSを通じてクライアントから直接仕事を依頼される場合もありますし、同じエンジニア同士のつながりから仕事が舞い込むこともあります。クラウドソーシングと同じくお互いの顔を合わせない方法ですが、出会いのきっかけとしては有効な手段のひとつです。SNSをうまく使えば営業にコストをかけることなくエンジニアとしての存在をアピールできますし、勉強会やセミナーなどの情報もいち早くキャッチできます。
会社オーナーとのつながりを持つ
同じエンジニアとして横のつながりを持つことはとても大切ですが、クライアントとの濃いつながりも大切です。事業を運営している人の中には、ビジネスに欠かせないものとなっているITとどう付き合っていけばいいか迷っている人も少なくありません。そのような人との出会いがあると、ITに関する相談から仕事につながる可能性があります。
インターネット上のつながりはすぐに広げられるメリットがある反面、個人的な信頼関係を築くには時間がかかるデメリットもあるので、会社オーナーも集まるような交流会に参加するなどして、顔の見える相手との関係構築にも力を入れましょう。