トラブルにならないために知っておこう!
トラブルを回避するために
フリーランスとして活動するエンジニアにとって案件サイトが便利なことは間違いありませんが、案件サイトについてあまりにも知らないまま利用すると思わぬトラブルに発展することも。
快適なフリーランス生活を送るためにも、案件サイトについて前もってよく理解しておきましょう。ここでは、いくつかの案件サイトを比較するのに役立ついくつかのポイントをご紹介します。
年齢が壁になることもある
転職ほどシビアではないにせよ、フリーランスのエンジニアにもある程度、年齢の壁があることは覚悟しておかなければなりません。案件サイトは年齢に関係なく誰でも登録できますが、年齢が高くなればなるほど選択肢が少なくなっていきます。スキルが同じぐらいなら年配のエンジニアより若いエンジニアのほうが好まれる傾向があるのは、会社員もフリーランスも同じです。それを知らないまま案件サイトをあてにしてフリーランスになってしまうと、予想以上に仕事がないという事態になりかねないので注意が必要です。
自由度は低くなる可能性大
フリーランスといえば自由なイメージがあるかもしれませんが、案件サイトで扱われている案件のほとんどは企業常駐の案件です。週5の常駐案件ならば、会社員とほとんど変わらない勤務状況になります。そうなると、並行して他の案件を引き受けることは難しくなってしまいます。会社員時代よりゆとりあるスケジュールで働きたいならば、常駐案件にどの程度の時間を費せるかを伝えておくと、希望に応じた案件を紹介してもらうことができます。もしリモート案件があったとしても、任せてもらうためにはクライアントとの直接的な信頼関係が必要です。
絶対的な安心はない
案件サイトを見ると、登録すれば必ずコンスタントに案件を紹介してもらえるかのように思えてきます。保有案件数が多いので、選びきれないほどの選択肢がある気持ちになるからです。中には案件サイトを使って途切れることなく案件を受注する人がいるかもしれませんが、数々の条件をクリアできるだけのスキルがある人だと思っておいたほうがいいでしょう。
見過ごせないのが担当者との関係です。いくらエンジニアとして優秀でも、それをしっかり理解できる担当者でなければ最適のマッチングは不可能です。キャリアアドバイザーのほとんどは業界の事情に詳しいプロですが、中には対応力のないキャリアアドバイザーもいるので、相談の際にしっかりと相手を見極めることも大切です。質問に対する答えの歯切れが悪かったり対応が雑だと感じるなら、無理して話を合わせずに担当者を変更してもらいましょう。また、その案件サイトそのものが信用できないと思うなら、別の案件サイトに相談しましょう。